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あなた基準、わたし基準、誰基準?

「ホイチョイ・プロダクションズ」という企画プロダクションをご存知でしょうか?


バブルの頃に一世を風靡したプロダクションで、バブルを知らない人でも、原田知世主演の「私をスキーに連れてって」という映画はご存知なのではないでしょうか。


バブルの頃の風俗や世相を、面白おかしく表現した書籍もたくさん出版していて、何冊ものベストセラーを世に送り出したプロダクションです。


そのホイチョイ・プロダクションズが、先月「不倫の流儀」という新刊を出版しました。


この新刊に、ある批評家の方が噛みついている記事を見つけたのですが、曰く「いまだに昭和の感覚で語っている」という批判でした。


仕事自体が批評家なのですから批評をするのは自由です。

ですが、その批判が「何を基準に批評している」かによっては、完全に的外れになってしまうことがあります。


「いまだに昭和の感覚で語っている」という部分などは、ホイチョイ・プロダクションズは「昭和の感覚」「バブル時代の感性」が売りなのですから、そのように語らなければ、ファンは新刊を手にとってくれるはずがありません。


もし、ダンディ坂野が営業先で「ゲッツ!!」を披露しなかったとすれば、大ブーイングを浴びてしまうはず。


私たちも、日頃の生活で自分自身が批判の対象になったり、もしくは批判される側にいるのではと思うようなことが多々あります。


でも、それは本当にあなたに向けられた「正当な批判」なのでしょうか。


さっきのホイチョイ・プロダクションズのように、あくまでもそれがホイチョイ・プロダクションズのスタンスであることを、一般が認識しているのなら、そのスタンスが嫌いならば、本を買わなければいいだけの話です。


人の特性や個性を批判する時に、その基準が法律に触れたり他人に迷惑をかけるというようなことならば、それは批判されても仕方ないことです。


しかし、その批判の基準が相手の都合や特定の人の都合であったならば、そんなのは「右の耳から左の耳へと」聞き流していればいいだけのこと


ご飯を食べるのが遅いから「のろま」という人がいたら、こう言ってあげましょう。


「せっかちだね」


彼の基準ではのろまなのかもしれませんが、私の基準ではせっかちなのだから。

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